IoT(アイオーティー)|DX用語集

IoT(アイオーティー)|DX用語集

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IoTの定義

IoT(モノのインターネット)とは何か

IoT(Internet of things)という概念は、1999年にイギリスのテクノロジー先駆者であるケビン・アシュトン氏により提唱された造語です。

IoT の定義は以下の通りです。

従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置(アクチュエーター)、住宅・建物、車、家電製品、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組みです。読み方は「アイオーティー」で、「Internet of Things」の略からもわかるように「モノのインターネット」という意味で使われています。

引用元:AWS「IoTとは?

インターネットに接続されるモノとしては、パソコンおよびスマートフォン、タブレット端末といったコンピューターを思い浮かべることができます。しかし、IoT(モノのインターネット)という考え方では、さまざまな日常的に使うものにインターネットが搭載されることで、今まで見過ごされていたデータを扱うことができます。

すでに「モノのインターネット」の事例は身の回りにたくさん存在します。YouTubeやNetFlixといったオンラインコンテンツを視聴できるテレビや、声をかけることで照明や家電の電源を操作できるホームデバイス、 インターネットに接続されることで、ナビゲーションの更新、運転支援、緊急通報システムなどが可能になる車が例に挙げられます。以前RESERVA.lgで取り上げた自動運転バスもIoTの1つだといえます。

参考:AWS「IoTとは?
参考:NTT Communications「IoTとは
参考:総務省「IoTに関する取組
参考:Jstage「総務省におけるIoT関連政策

IoTとICTの関係性

IoTについて調査を進めると、多くの場合ICT(情報通信技術)という概念と関連することが判明しました。これは、IoTがICTの一部であり、ICTの進歩に大きく依存しているためです。具体的には、IoTデバイスはICTを利用して機能し、IoTによって収集されたデータはICTシステムによって処理・分析されます。そして、そのデータはさらにIoTデバイスで活用されることが多いです。

ここで重要なのは、IoTが特定のデバイスとインターネットの接続に焦点を当てているのに対し、ICTはより広範な情報と通信技術の全体を指す点です。この関係性により、IoTはICTの進展から恩恵を受け、またICTはIoTによって新たな応用の可能性を拓いています。

自治体での事例

多くの自治体ではIoTを使い先進的な戦略を進めています。具体的な事例は以下の通りです。

IoTとG空間情報を融合した多久市G空間地域防災システムの構築事業:佐賀県多久市
参考:総務省:IoTとG空間情報を融合した多久市G空間地域防災システムの構築事業

救急医療・災害対応におけるIoT利活用モデル実証事業:福岡県福岡市
参考:総務省「救急医療・災害対応におけるIoT利活用モデル実証事業

「鯖、復活」養殖効率化プロジェクト:福井県小浜市
参考:総務省「『鯖、復活』養殖効率化プロジェクト

農作業支援通知IoT「てるちゃん」:沖縄県糸満市
参考:マイナビ農業「畑の状況を通知する『てるちゃん』とは?生産者の声を反映し、使いやすさと低価格を追求

インセンティブ付きIoT健康サービスの有料化挑戦事業:新潟県見附市、福島県伊達市、栃木県大田原市、千葉県浦安市、大阪府高石市、岡山県岡山市
参考:総務省「インセンティブ付きIoT健康サービスの有料化挑戦事業

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画像引用元:RESERVA公式サイト

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