市区町村主催のイベント予約|抽選機能で利便性と公平性を同時に実現

市区町村主催のイベント予約|抽選機能で利便性と公平性を同時に実現

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市区町村の公共施設では、集会や季節の催しもの、レッスンなど、住民を対象とした各種イベントを開催しています。国土交通省の「ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会~関係人口と連携・協働する地域づくり~」の第4回資料によると、地域に由来する体験型イベントや情報発信イベント等を通して地域団体と交流することが提示され、市区町村のイベントは実施形態、内容ともに多様化しています。

このようなイベントでは予約制や定員を設けているものが多く、主催者側はイベントの告知や予約管理に加えて、参加者の抽選を行う必要が出てくることがあります。実際に主催者側はどのような予約ページを設置しているのか、本記事では市区町村が主催するイベントの事例とともに紹介します。

参考ページ:国土交通省「ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会 ~関係人口と連携・協働する地域づくり~

市区町村主催のイベントとは

市区町村が主催するイベントは、地域の行政機関や地方自治体などが企画、運営するイベントを指します。これらのイベントは、地域の発展や地域住民の利益を促進することを目的としています。

このようなイベントを開催するメリットとしては以下が挙げられます。

  • 地域経済や観光に活気をもたらす
    地元の企業やアーティストと連携し、地域の特産品や文化を紹介することで、地域の魅力や経済的な活力を高めることが期待できます。
  • 地域コミュニティの強化に寄与する
    地元の特性を活かしたイベントは、地域住民が交流や情報交換を行う場を提供します。
  • 芸術や文化の振興にも貢献する
    音楽コンサートや美術展、演劇上演などのイベントは、芸術文化の活性化や才能の発掘・育成につながります。
  • 地域の認知度を向上させる
    スポーツイベントやフェスティバルなどは、地域の代表的なイベントとして地域の魅力や特色を広めることができます。
  • 市民の娯楽とエンターテイメントを提供する
    映画上映会などのイベントは、市民が楽しむための機会を提供するだけでなく、ストレスの解消やリフレッシュの場としても重要です。

市区町村でイベントを開催することは、地域の発展や魅力向上につながる重要な手段です。地域の活性化、地域コミュニティの強化、文化・芸術の振興、認知度向上、市民の娯楽とエンターテイメントの提供という多くの効果を通じて、市区町村はより魅力的な場所となり、地域住民の生活の質を向上させることができます。

多様化する市区町村のイベント

イベントの内容面に着目すると、新型コロナウイルスの影響や技術の進歩により、以下のような新しい形式やコンセプトのイベントが登場しています。

1.テクノロジーを活用したイベント
ウェビナー、オンラインコンサート、バーチャルリアリティ体験など、物理的な制約を超えて参加者をつなぐことができるようになりました。

2.体験重視のイベント
参加者が積極的に体験できるイベントが注目されています。フードフェスティバルでの食品試食や料理教室、アートイベントでのワークショップ、アドベンチャーやアウトドア活動を組み込んだイベントなど、参加者が体験を通じて感動や学びを得ることができます。

3.ソーシャルイベント
イベントを通じて人々がつながり、交流を深めることを目的としたイベントです。参加者同士の交流やコミュニティ形成を重視したイベントは、ビジネスや社会活動の場で特に重要視されています。

4.持続可能性を重視したイベント
環境への配慮を考慮したイベントが増えています。リサイクルや廃棄物削減の取り組み、エコフレンドリーな設備や食材の使用、社会的な問題に関連したテーマのイベントなど、参加者が持続可能性や社会貢献について学ぶことができます。

5.ユニークなテーマやコンセプトのイベント
独創的で興味深いテーマやコンセプトを持ったイベントとして、ボードゲームカフェ、ユニークなスポーツ競技のイベントなどが提供されています。これらのイベントは、参加者に新しい体験や驚きを提供することがあります。

市区町村施設のイベントの活用事例

1. 兵庫県神戸市「プール開放事業」

参考:神戸市教育委員会プール解放事業
プール解放事業で使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/kobepool

神戸市教育委員会では、神戸市にある複数のプールの開放事業に予約システムを導入しています。

さらに抽選機能を搭載しており、予約者の抽選を行っています。抽選機能は、抽選申込に対してシステムが自動で抽選処理を行う機能です。設定した抽選日にシステムがランダムで当選/落選を割り当て、申込者に対して抽選結果をメールで自動配信することができます。抽選処理(当選/落選)はランダムで行われるため、公正性の高い予約受付が実現します。

・抽選機能の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
参加者の選択に抽選機能を活用して、抽選から当選通知までワンストップで完結させよう!

2. 岐阜県各務原(かがみはら)市「河川環境楽園 自然発見館」

参考:岐阜県各務原市「河川環境楽園」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/kisosansenpark_kasenkankyorakuen_sizenhakkenkan

各務原市の河川環境楽園は、国営公園、岐阜県営公園、水辺共生体験館、岐阜県水産研究所、自然共生研究センターからなる複合公園です。「自然発見館」では、生き物を観察したり、製作をしたりと多種多様な環境教育イベントを行い、川や自然について楽しみながら学ぶことができます。

予約サイトはカテゴリから選択できる設定となっており、予約者は全メニューからも興味のあるメニューからも選んで予約することができます。

3. 千葉県旭市「多世代交流施設おひさまテラス」

参考:千葉県旭市「おひさまテラス」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/ohisama_terrace_events

「おひさまテラス」は、2022年4月に千葉県旭市の商業施設「イオンタウン旭」内にオープンした多世代交流施設です。読書、料理、ものづくりを楽しんだり、思い切り遊んだり、ダンスや音楽や仕事に打ち込んだりすることができる様々なスペースが生まれ、「ひとりひとりの居場所となり、ひとりひとりが輝ける場所」をコンセプトに設計されています。

読書会や英語ダンスのイベントの予約は承認制となっており、予約確認がしっかり行われるので安心です。また、予約の締め切りが1時間前に設定されています。

4. 福岡県うきは市「うきは市森林セラピー」

参考:福岡県うきは市「森林セラピー」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/ukiha_forest_therapy

うきは市では、森林浴の効果をもとに、全国各地の森を活用して心と体の健康づくりや疾病予防をする「森林セラピー」に取り組んでいます。また、夏休みの子ども向けの森探検企画も設けられています。

予約サイトには所要時間の表示があり、あらかじめスケジュールを立てておくことができます。メニューの説明ページも充実しており、予約サイトを見ることで参加者は事前準備ができるようになっています。

5. 石川県加賀市「加賀市鴨池観察館」

参考:石川県加賀市「加賀市鴨池観察館」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/katanokamoike

加賀市の鴨池観察館ではイベントガイドを公開し、どのようなイベントが実施されるのかが確認できます。

予約は先着順制となっておりますが、予約までの導線がわかりやすく、予約サイトのQRコードが掲示されているため、参加希望者はスマートフォン等でどこからでも予約できるようになっています。

6. 岐阜県美濃市「美濃市健康文化交流センター」

参考:岐阜県美濃市「美濃市健康文化センター」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/minokenkou

美濃市の健康文化交流センターでは、施設そのものの貸し出しに加えて、カルチャー教室やエクササイズの予約を行えます。

予約時にはその日のイベントだけでなく、週単位でイベントの実施状況が把握でき、選択肢の幅が広がります。各イベントは色分けされているため、見やすいデザインとなっている点も特徴的です。

7. 北海道旭川市「まちなかぶんか小屋」

参考:北海道旭川市「まちなかぶんか小屋」公式サイト
イベントで使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/bunkagoya

まちなかぶんか小屋は、「みる」「つくる」「おどる」をコンセプトに、2013年に設立された文化でつながる小さなイベントスペースです。英会話、俳句鑑賞、フリーマーケットなど、日々さまざまなイベントが行われています。

予約サイトではサイエンスラボの予約を行っており、実施日時と料金を確認した上で予約できるようになっています。

市区町村のイベント予約にはRESERVA

市区町村の施設では、地域の特色や社会の変化にあわせた多種多様なイベントを開催しています。イベントにはさまざまな人が集まるため、予約管理に手間と時間がかかることが予想されます。さらにイベントやスクールを開催しようとすると、予約だけでなく、料金の事前決済や抽選システムをはじめとするさまざまな機能を付与することが必要になるでしょう。

自治体向けのイベント予約におすすめなのが、実際の現場でも活用されている予約システムRESERVAです。RESERVAは操作性がシンプルでわかりやすいため、どの世代でもスムーズに利用することが可能です。また、人口20万人を超える規模の自治体から人口5万人以下の小規模な市町村でも導入実績があり、安心して利用可能です。

市区町村が主催するイベントの予約に最適なRESERVAの詳細は、こちらをご覧ください。

まとめ

目的や用途に応じて、市区町村主催のイベント予約が注目されています。今回は、市区町村が主体となってイベントを運営している事例を7つ紹介しました。社会情勢の変化に応じて、今後もイベントの予約数は増えることが予想されます。

予約DX研究所では、今後も自治体のDX化、官民連携に関する国内事例を取り上げていきます。

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