スポーツ施設利用をもっと手軽に|自治体による予約システム導入

スポーツ施設利用をもっと手軽に|自治体による予約システム導入

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スポーツ施設の管理運営に苦慮している自治体は少なくありません。しかし、最適な予約システムを導入することで、利便性の向上や管理負荷の軽減などのメリットが得られ、スポーツ施設の運営が快適になります。本記事では、スポーツ施設の運営に予約システムを導入することのメリットを解説し、また具体的な導入事例を紹介します。スポーツ施設の運営をさらにスムーズに進めたい自治体の人はぜひ参考にしてください。

スポーツ施設の利用状況と問題点

現在のスポーツ施設運営は、利用者の増加に伴い、アクセスと利用の効率化が求められる局面にあります。アナログな手法に依存している現状は、利用者と自治体の両方にとって、多くの課題を生んでいます。

スポーツ施設の利用状況

地域コミュニティの健康を支えるスポーツ施設は、多くの市民にとって日々の活動の中心地です。学校の体育授業、地域のスポーツクラブ、個人のフィットネス活動など、幅広い用途で利用されていることから、施設は常に高い需要があります。しかし、週末や夕方のピーク時は施設の利用が集中し、 利用者が希望する時間帯に活動できないことが多いため、公平なアクセスを提供することが求められています。

利用者が抱える問題点

施設を利用しようとする個人や団体は、利用可能な時間帯の不確かさや、利用機会の不平等さに頭を悩ませています。特に、一部の人気施設では、利用権を得るために大幅な時間を費やすことが強いられ、これが利用者の満足度を著しく低下させています。

予約システムの導入メリット

近年、自治体が運営するスポーツ施設に予約システムが導入されていることが多くなりました。その理由は、利用者と自治体、双方にメリットがあるからです。

利用者に対するメリット

1.利便性の向上

インターネット環境があれば、いつでもどこからでも予約が可能です。これにより、施設まで足を運んで予約をするといった手間が省けるだけでなく、予定が立てやすくなります。また、利用者自身が自由なタイミングで予約操作ができるため、突然の予定変更にも対応しやすくなります。

2.事前予約による安心感

利用者は施設を利用する日時を確実に抑えられるため、当日施設が満員であるリスクや長時間待つ必要がなくなります。週末や祝日など、混雑が予想される日でも予約システムで予約を行うことで、安心して施設を訪れることができます。

自治体に対するメリット

1.使用状況の可視化

予約システムを通じて、スポーツ施設やサービスの使用状況をリアルタイムで把握できるようになります。その収集したデータにより、需要の高い時間帯やサービスを特定し、資源の配分や計画を最適化することが可能になります。

2.管理コストの削減

予約システムの導入により、電話や窓口での手作業による予約受付の必要性が減少します。これにより職員の時間が削減され、より効率的な業務運営が実現します。このことは、長期的には人件費の節約にもつながります。

実際の予約システム導入事例

富山県高岡市

参考:高岡市公式ホームページ
施設予約に使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/takaokashi55sports

高岡市では、市民の健康とスポーツの振興を目的とした様々な施設を運営しています。そのなかで公園の運動場やトレーニングセンターといった施設の一部は、専用の予約サイトを通じて予約が可能です。

特に注目すべき施設は西五位トレーニングセンターです。この施設はスマートロックを導入しており、利用者は予約時に発行される暗証番号で施設を開錠できます。これによって自治体は、施設の無人運営が可能になりました。

三重県菰野町

参考:菰野町公式ホームページ
施設予約に使われている便利な予約ページ:https://reserva.be/komono

三重県菰野町には、地域住民がスムーズにスポーツ施設を利用できるようにするため、予約システムを導入しました。その結果、菰野町B&G海洋センター、菰野西競技場、菰野町体育センターなど、複数の施設が専用の予約サイトを通じて予約が可能になりました。

利用者は1カ月前から1週間前までオンラインで予約可能です。また支払いについてはクレジットカードによる事前決済も導入されているため、支払いから参加までのプロセスが大幅に簡略化されています。

香川県高松市

香川県高松市では、市民が手軽にスポーツ施設を利用できるように「かがわ電子自治体システム」を導入しています。利用者は自宅のパソコンや携帯電話からかんたんに予約が可能で、初めて利用する人は市内のスポーツ施設で利用者登録をすれば2年間有効です。

高松市はスポーツの普及と市民の健康促進に積極的に取り組んでおり、学生や障がい者団体がスポーツ施設を利用する際には、減額制度を提供しています。

スポーツ施設の予約管理にはRESERVA

多数の予約システムのなかで、RESERVAはスポーツ施設の予約システムとして高い評価を受けています。RESERVAは予約プロセスの中心となり、予約から顧客管理、マーケティングの自動化に至るまで、幅広い機能を提供します。複数のプラットフォームを使い分ける煩わしさがなく、スタッフの作業効率を飛躍的に向上させる一方で、利用者にとっても一貫した使い勝手の良さを提供します。

さらに、RESERVAは6つの異なる予約タイプから、サービス内容に最適なフォーマットを選択できる点も大きな特長となっています。これにより、利用者の満足度を高めることが可能になります。それぞれのスポーツやレッスンに最適な予約フォーマットを選択することで、利用者に合わせた最良の予約体験を創出することが可能です。さらに、キャンセル待ち機能、参加者への事前アンケート、多言語サポートなどの機能が、幅広い顧客層に対応し、利用者満足度を向上させます。

結論として、スポーツ施設の運営をよりスムーズにし、利用者に対して最適化されたサービスを提供するためには、RESERVAの導入が最適な選択といえるでしょう。

まとめ

全国のスポーツ施設を持つ自治体において、予約システムの利用が注目されています。 今回は、自治体の業務に予約システムを利用することのメリットや、実際に導入している事例を紹介しました。今後もさらなる行政サービスの向上のために、予約システムの利用数は増えることが予想されます。RESERVA.lgでは、今後も自治体のDX化に関する国内事例を取り上げていきます。

予約システムで、ビジネスを効率化

RESERVA.lgは、自治体向けのクラウド予約システム。官公庁、自治体における導入実績は500以上。公共施設予約、自治体のイベント、窓口予約など様々なシーンで導入されています。