【2022年8月最新】オミクロン株対応ワクチン接種が開始!各自治体の準備状況レポート(東京23区)

【2022年8月最新】オミクロン株対応ワクチン接種が開始!各自治体の準備状況レポート(東京23区)

更新

当社が提供するRESERVA予約システムは、全国の自治体担当者の負担軽減を目指し、「新型コロナワクチン接種予約システム」を提供しています。オミクロン株に対応したワクチン接種にも導入可能で、2022年8月現在、320の市町村・企業・医療機関などで稼働中です。

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日本のワクチン接種状況は、2022年8月22日時点でこれまでの総接種回数は3億922万1641回(内閣府ホームページ参照)、人口全体の4回目接種率は46.4%で日本国内の接種人数は2154万7924人、3回目接種率は64.0%と公表されています。また、NHKの情報(2022年8月15日時点)によると、3回目接種を完了した人の割合は秋田県が全人口に対し74.19%と最多で、山形県、新潟県、岩手県が続いており、東京都は62.45%、大阪府は57.20%となっています。

また、厚生労働省は、2022年8月8日に行った第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、初回接種を完了したすべての人を対象に、オミクロン株(BA.1)に対応するワクチンの接種を、2022年10月中頃以降に開始する方針を決めました。接種開始予定の10月に向けて、その効果や接種間隔、接種対象者の条件など、オミクロン株対応ワクチンに関するトピックは注目を集めるものと考えられます。そこで本記事では、オミクロン株対応ワクチン接種に対する各自治体の準備状況について調査し、最新情報をまとめました。

【免責事項】
当記事に掲載されている情報の正確性は万全を期していますが、当サイトは閲覧者が本記事の情報を用いて行う一切の行為について、何らの責任を負うものではありません。新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として政府発表をご参照ください。

オミクロン株対応ワクチン接種

オミクロン株対応ワクチン接種の概要

加藤勝信厚生労働大臣は、8月8日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会での議論を受け、「オミクロン株対応ワクチンの接種対象者について、初回接種を完了したすべての方を想定した準備を自治体において行うこと、またオミクロン株対応ワクチンの接種開始時期について、今年秋以降とお示ししていたところ、具体的には今年10月半ば以降になることが考えられる」(「厚生労働大臣記者会見概要」より引用)と述べており、できるだけ早くオミクロン株対応ワクチンの接種を開始する意向です。

参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料1】新型コロナワクチンの接種について

オミクロン株とは?

オミクロン株とは新型コロナウイルスの変異株のひとつです。潜伏期間が3日程度と短く、デルタ株と比べて感染スピードが約3倍速いのが特徴です。基礎疾患や肥満を有しない50歳未満の人は重篤化はしにくいものの、軽症者が急増したことで高齢者にも伝播し、重症者数も増加しています。

参考サイト:厚生労働省「オミクロン株の特徴を踏まえた効果的な対策
参考サイト:朝日新聞Reライフ.net「オミクロン株、感染倍増の速度は? 潜伏期間は? どんな変異が影響?

対象者

オミクロン株対応ワクチンの接種対象者は、初回接種(1・2回目)を完了した人で、少なくとも重症化リスクが高い高齢者等が対象となる見込みです。現時点では、全ての住民を対象に実施することも想定して準備が開始されています。

費用

費用については、今までと同様に国が全額負担する方針のもと、進められています。

接種間隔

オミクロン株対応ワクチンの接種間隔は現時点では明らかになっておらず、前回の接種との間隔についても留意しなくてはなりません。特に3回目・4回目接種については、オミクロン株対応ワクチンとの接種間隔を踏まえ、どのように対象者の拡充を行うかが議論されています。

使用ワクチン

使用ワクチンは国の分科会ではオミクロン株(BA.1)と従来株に対応した2価ワクチンを使用することが妥当とされました。

接種の実施や対象者、接種間隔等の詳細な情報はまだ検討の余地があるため、こまめに情報を収集する必要があります。

参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料1】新型コロナワクチンの接種について
参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料2】オミクロン株対応ワクチンについて

接種の効果と副反応

オミクロン株対応ワクチン接種の接種効果としては、少なくとも重症化予防効果があるとされています。オミクロン株対応ワクチン接種における副反応については、現在まで確認できていません。

接種スケジュールとその条件

各自治体は、オミクロン株対応ワクチン接種の実施に備え、接種券の送付や会場の手配等準備を開始した段階です。自治体によって接種券に申請が必要だったり、配布スケジュールが異なったりと差異があるため、早めの接種を希望する人は、自分が住んでいる地域の公式ホームページで確認しましょう。

東京都23区のオミクロン株対応ワクチン接種に関する調査

2022年8月22日現在、東京23区では4区がオミクロン株対応ワクチン接種に関する情報を発表しています。

本記事では、各自治体の準備状況を以下の4つで分類しました。

公開情報内容自治体数(23区中)
接種券配布スケジュール/接種開始予定日/予約受付体制/接種場所の全てを公開0区
上記のうち、いずれか1つ以上を公開5区
「後日詳細を公開」と留める2区
オミクロン株対応ワクチン接種について言及無し16区

⒈の該当区は0区、⒉の該当区は新宿区・目黒区・豊島区・北区・足立区の5区、⒊の該当区は文京区・墨田区の2区、⒋の該当区は千代田区・中央区・港区・台東区・江東区・品川区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・荒川区・板橋区・練馬区・葛飾区・江戸川区の16区でした。まだ、オミクロン株対応ワクチン接種に関して掲載している自治体は少ないことが確認できました。また、情報を掲載している場合も、国の発表を待つとしている自治体が多いため、審議が進み次第情報が公開されていくことが予想されます。

オミクロン株対応ワクチン接種に関する自治体の情報一覧(URL)

2022年8月22日時点の情報です。

市町村名自治体ホームページURL(オミクロン株対応ワクチン接種について)
千代田区なし
中央区なし
港区なし
新宿区https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/yobo01_000001_00053.html
文京区https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0242/9003/3_2.pdf?viewForce=1&previewDate=null&revision=0
台東区なし
墨田区https://www.city.sumida.lg.jp/anzen_anshin/kurasinoanzen_ansin/covid-19/20200413.html
江東区なし
品川区なし
目黒区https://obot-ai.com/bot/covid_meguro/
大田区なし
世田谷区なし
渋谷区なし
中野区なし
杉並区なし
豊島区https://www.city.toshima.lg.jp/496/2208151115.html
北区https://www.city.kita.tokyo.jp/wakuchin/omicron_taiou_wakuchin.html
荒川区なし
板橋区なし
練馬区なし
足立区https://www.city.adachi.tokyo.jp/esekanri/corona-wakuchin-oshirase0819.html
葛飾区なし
江戸川区なし

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