近年、地方や農村部などでは人口減少により、路線バスの廃止が相次いでいます。交通事業者が赤字路線から撤退した場合、高齢者や子どもなどの交通手段が失われるため、その解決策のひとつとして、自治体がコミュニティバスを委託運行する場合があり、日本各地で導入されています。
今回は、自治体におけるコミュニティバスの概要や予約システムを導入するメリット、コミュニティバスの実例などについてわかりやすく解説します。
コミュニティバスとは

コミュニティバスとは、地域住民の移動手段を確保するために地方自治体等が運行するバスのことを指します。主に交通空白地帯や、従来の路線バスが赤字で撤退した地域に居住する住民のために運営されており、各地域の実情に合わせた多種多様な運行形態のコミュニティバス路線が存在しています。
コミュニティバスの運営は、自治体がバス事業者に運行を委託し、運行経費の赤字分を自治体が補填する方式が一般的であり、公営バスとは形式が異なります。
コミュニティバス予約に予約システムを導入するメリット
予約管理業務の効率化
予約システムを導入することで、予約管理業務の大幅な効率化が図れます。予約情報をオンラインで一元管理できることに加えて、予約受付のフローが一元化されるため、電話や紙による管理にともなう手間が不要になります。
また、オンラインで常時受付ができるため、営業時間外の予約を取りこぼしを防止することも可能です。
利便性の向上

オンライン上で24時間365日予約できることで、利用者の利便性が向上します。加えて、オンラインカード決済で事前に運賃を支払い、当日は予約システムと連携したQRコードでのチェックイン機能を導入することで、利用者がスムーズに乗降できるようになります。
ほかにも月額プランや回数券を活用することで、利用者の利便性を向上しつつ、安定した収益の確保も可能です。
多言語表示機能で外国人利用者も利用可能
予約システムには、多言語に対応しているものもあるため、外国人向けにも予約サイトを作成できます。多言語表示機能を活用することで、日本語がわからない利用者でも母国語で予約を進められ、担当者やスタッフとのコミュニケーションもスムーズになり、安心してサービスを利用できる環境を整えられます。
コミュニティバスの導入事例
東京都港区コミュニティバス「ちぃばす」

東京都港区では、コミュニティバス「ちぃばす」が運行しています。地域の高齢者や子どもなど幅広い世代に利用されており、スマホ定期券や1日乗車券などの販売もあります。車内の音声案内は日本語を含めて2ヵ国語、文字案内は4ヵ国語に対応しており、外国人利用者も安心して乗車できる環境となっています。
奈良県五條市ゴーちゃんバス(コミュニティバス大塔コース)
五條市大塔地域では、予約が入った際に、停留所間を運行する形でコミュニティバスが運行しています。五條市のほかの地域でも、定期運行を行っている路線があり、地域住民の重要な交通インフラとなっています。
奈良県吉野町コミュニティバス(スマイルバス)
吉野町では、決まったコースを決まった時間に運行する「路線定期運行バス」と、利用される方の予約に合わせて運行する「予約型乗合(デマンド)バス」を運行しています。吉野町在住の場合、事前登録を済ませることで、利用が可能になります。乗車にあたっては、電話とwebから予約が可能です。
参考サイト:吉野町公式ホームページ「吉野町コミュニティバス(スマイルバス)」
コミュニティバスの予約なら予約システムRESERVA

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まとめ
コミュニティバスは、路線バスの廃止などの理由から、移動が困難になった地域住民のための重要な移動手段です。利用予約を電話で行うことも可能ですが、自治体窓口の営業時間内に電話をかける必要があったり、集団での予約が入った場合は予約管理が煩雑になったりするなど、課題も多く存在します。予約システムを導入することで、それらの課題を解決し、業務効率化に加えて利用者の利便性を向上することができます。
コミュニティバスの予約業務を効率化したいと考えている自治体職員の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

